ユーロ2016、ブックメーカーオッズ特集! 〜wowow、試合日程、展望〜

欧州選手権歴史|バカンスのはずが、優勝した1992大会

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スウェーデンで行われた、1992欧州選手権は、
 本大会出場が決定していたユーゴスラビアが、
 内戦による国際試合参加禁止の制裁により、
 出場権が剥奪されるという、出来事が起こった。

 

 

 

 代わりに出場したのは、デンマーク。

 

 

 

 代表選手は、所属チームでのシーズンを終え、
 バカンスに入っていたところを、急きょ呼び出され、
 大会に出場することになった。

 

 

 

 他にも、ソ連が崩壊し、CISとして参加、
 ドイツが統一後、初の国際大会参加というように、
 激動のヨーロッパ情勢を、反映した大会となったのである。

 

 

 

 優勝候補は、プラティニが監督として率いる、フランス。

 

 

 

 実に、大会まで25戦無敗と好調で、
 2度目の欧州制覇が、有力視されていた。

 

 

 

 しかし、フランスは、チームが噛み合わず、
 1勝も上げることなく、大会を後にする。

 

 

 

 躍進したのは、開催国スウェーデンと、代替出場のデンマーク。

 

 

 

 予選リーグでは、フランスとイングランドといった、
 伝統国を葬り、ワンツーフィニッシュで、準決勝に進出した。

 

 

 

 準決勝の組み合わせは、

 

 

 

 

・『スウェーデン vs ドイツ』
・『デンマーク vs オランダ』

 

 

 

 

 誰もが、”オランダ vs ドイツ” の決勝を予想したが、
 デンマークは、オランダの猛攻を凌ぎ、
 PK戦の末に勝利し決勝へと駒を進めた。

 

 

 

 勢いに乗ったデンマークは、決勝でも、
 ドイツを2-0と封じ込め、大番狂わせの、初優勝を成し遂げた。

 

 

 

 突出して活躍した選手がいなかったこの大会、
 得点王は、3点と低調で、4人が並ぶ結果となった。

 

 

 

 オランダの新星ベルカンプは、その後、代表、
 そして、アーセナルにとって、欠かせない存在になっていく。

 

 

 

 出場権が剥奪されたユーゴスラビアは、今日、

 

 

 

 

 ・セルビア
 ・クロアチア
 ・スロベニア
 ・モンテネグロ
 ・ボスニア ヘルチェゴビナ
 ・マケドニア共和国

 

 

 

 

 および、コソボに分割され、今なお、
 根深い民族問題を、はらんでいる。

 

 

 

 スポーツと政治は関係ないと言いながらも、
 運命を弄ばれた、ユーゴスラビアチームの悲劇を、
 私達は決して忘れてはならないだろう。

 

 

 

 

 

 

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